秀麗富嶽十二景の雁ヶ腹摺山と姥子山、たった1時間の登山で山頂&富士山展望スポットへ。
2016年5月5日(祝)
久しぶりの秀麗富嶽十二景。雁ヶ腹摺山と姥子山の縦走です。キレイな富士山が見える山ですが、アクセスが不便。そこで普段は登山をしないオットを誘い、車を出してもらいました。
普段は登山をしないオット。たま~にわたしの趣味である登山に付き合ってくれます。わたしがオットと登山する時は、(1)10㎞以内(2)景色が良い(3)電車やバスで行きにくい という3点を重視。(1)(2)はオットへの配慮だけど、(3)は完全にわたしの希望。普段は行きにくい山に車を出してもらえるという点が最大の魅力なので、これは外せないポイントw
今回、この3点が全てクリア出来る、前々から行きたかったお山をチョイスしました!そう、それが秀麗富嶽十二景の雁ヶ腹摺山と姥子山です。登山口~雁ヶ腹摺山まで1時間、雁ヶ腹摺山~姥子山まで1時間というお手軽さ。往復しても総距離は6㎞ちょい。オットでも登れる山です。
そして何よりも電車やバスでは非常にアクセスしずらい!大月駅からタクシーを使うと約7,500円かかりますし、バスだと終点から2時間以上歩かないと登山口にたどりつかないという場所です。
朝、車で出発し、登山口である大峠には8時すぎに到着。既に駐車場(10台)は満車。付近の路駐スペースにも5~6台が停まっていたものの、GWとは思えないゆったり感。やはりアクセスの悪さとマイナーなお山であることが大きく影響しているんでしょうね。もちろん空いている方がいいので、このくらいがちょうどよい感じです。
▼進行方向右側が雁ヶ腹摺山登山口です。
▼進行方向左側が黒岳の登山口です。
トイレを済ませ、登山開始です!
雁ヶ腹摺山は「がんがはらすりやま」と読みます。他にも「笹子雁ヶ腹摺山」と「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」があって、渡り鳥である雁(ガン)がその腹をこするようにして山を越えていったことからこの名が付けられたんだとか。
歩き始めるとすぐに水場「御硯水」に到着しました。とてもおいしい湧水として有名だそうで、ウイスキーの水割りに合うんだとか。我が家はウイスキーを飲まないからなぁ。でもせっかくなら少し頂きたい。下山までに考えておくことにします。
岩が沢山あって、苔むしている感じがかなり好み。
木の橋を渡ったりしながら進むと、神奈備石が見えてきました。
ここを過ぎると急に広大な原っぱが目の前に広がります。思わず「わぁ~、いい感じ~♪」と声が出ちゃった。
そして、この原っぱを進んだ先に、山頂が!本当にあっという間に到着しました。
山頂で振り向くと、そこには大きな富士山が!
雲ひとつない快晴で、富士山が本当にキレイに見えました~!サイコー♪
雁ヶ腹摺山山頂から見える富士山は、五百円札の裏面で描かれている富士山が撮影された場所。五百円札の裏面のパネルがありました。
しばらく休憩したところで、もう1つのお山、姥子山へ出発です!姥子山も眺望が素晴らしいと聞いているので楽しみです^^
気持ちよい登山道です。
姥子山は雁ヶ腹摺山より300m以上低いので、結構急坂を下ります。オットが「すんごく下ってるけど、また戻ってくるんだよね…。ってことは戻ってくる時はすごい上り坂ってことだよね…(泣)」とボヤいてますw
最後に岩場を登っていけば山頂はすぐそこ。
姥子山の山頂に到着です!
山頂はゴツゴツした岩が多くそれほど広くありません。でも誰もいないので、オットと2人でのんびり撮影&休憩タイムが取れました♪富士山もキレイ!!
雁ヶ腹摺山です。
姥子山山頂付近にはイワカガミが沢山咲いていました。
富士山をたっぷり堪能できたので、来た道を戻ることにします。姥子山→雁ヶ腹摺山への戻りはほぼ上り坂。それも結構急坂なので、オットはバテバテ。途中で「心臓がバクバクする」「5分ごとに休憩しないとツライ」「まだ登るの(T-T)」「終わりが見えない」などなどボヤキの連発です。そんなオットを励ましつつ登るのもまた楽しいw
1時間少々で雁ヶ腹摺山に戻ってきました。
ちょうどお昼時なので、ここでお昼ご飯&お昼寝タイムです。オットはかなりバテていたのでwお昼を食べ終わるとグーグー寝てしまいました~。
それにしても良い天気!東京は30度超えだったそうで、1,874mの山頂も日差しが強くて結構暑かったです。
ゆっくり休憩が出来たので、そろそろ下山しましょう。
下山はあっという間で、水場に戻ってきました。我が家はウイスキーは飲まないので、カルピスウォーターにして飲もう!ということで、空になったペットボトルに名水を入れて持ち帰ることにしました。
無事下山完了~。お天気に恵まれてとても楽しい登山でした。